アプリの新しいフレームワーク

Slack では、Slack で利用する アプリをビルドする 方法を更新中です。この変更は、ワークスペースへインストールされたアプリを管理者が管理しやすくなるよう、今後追加される予定の機能の技術的な基盤となるものです。

この新しいフレームワークで構築されたアプリのいくつかはすでに App ディレクトリ で公開されています。今後数か月の間に、さらにアプリが追加される予定です。


主な変更点

  • チャンネルへのアクセスの管理
    この新しいフレームワークで開発されたアプリは、ご希望に応じて、ワークスペースのパブリックチャンネルすべてに一度に連携させたり、各チャンネルに1つずつ連携させることができます。これにより、管理者が Slack 内でのアプリの動作を管理しやすくなります。
  • アプリ管理の改善 
    アプリをインストールしたのが誰であれ、メンバー全員がアプリの設定や使用範囲を管理できるようになります。
  • チームメンバーにとってアプリが見つけやすく
    アプリがワークスペースへインストールされると、メンバーの画面の右サイドバーにある「アプリ」 項目にそのアプリが表示されます。
  • Slack 内の専用スペース
    新しいフレームワークで開発されたアプリには、メンバーがアプリとやりとりできる専用のダイレクトメッセージ用スペースが設けられます。これまで、この機能はボットにのみ利用可能でした。アプリの内容に応じて、このスペースは個人的な通知や導入のための情報など、さまざまな役立つ情報のために利用することができます。


アプリをチャンネルへ連携させる

これらの新しいアプリのインストール方法は、Slack へ他のアプリを連携させる方法とまったく同じです。インストール中に、そのワークスペースアプリをすべてのパブリックチャンネルに連携させるか、一部のチャンネルのみへ連携させるか、またはどのチャンネルにも連携させないといったオプションのいずれかを選択することができます。アプリを Slack に連携させる方法を確認してみましょう。

ワークスペースとの連携が完了したら、以下のいずれかの方法で他のチャンネルへアプリを招待することができます。

  • スラッシュコマンド /invite [アプリ名] を使う
  • 左側のサイドバーに表示されるチャンネル詳細から、「アプリ」 の横の  (プラスアイコン) をクリックする 
  • 右サイドバーの  チャンネル詳細 から、 「+アプリを追加する」 ( 「アプリ」の項目)  をクリックする


アプリをアンインストールする

以下の方法で App ディレクトリのアプリのページからワークスペースアプリを削除することができます :

  1. デスクトップから、 Slack の App ディレクトリ にアクセスします。
  2. 削除するアプリを検索して見つけます。
  3. 対象のアプリのページで、「設定」ボタンをクリックします。
  4. 左のメニューから、「ワークスペースへのアクセス」を選択します。
  5. 「アプリをアンインストールする」をクリックしてワークスペースからアプリを削除します。


新しいアプリのフレームワークを理解する

この新しいフレームワークを理解するためには、アプリと一緒にビルドされる「トークン」の種類に着目するとよいでしょう。トークンによって、アプリと Slack ワークスペースとの連携が可能になります。

現在、Slack アプリ用に開発者が使用できるトークンには以下の2種類があります。この2つのトークンの主な違いは、ワークスペースへの接続方法にあります :

  • ユーザートークン
    現在のアプリの大半はユーザートークンを用いて構築されているため、個別のメンバーに紐付けられています。したがって、アプリはそのアプリをインストールしたユーザーのアクセスを反映し、そのメンバーが参加しているすべてのチャンネルに自動でインストールされます。こうした技術的な構造というのは通常はだれも気が付かない場合が多いですが、アプリをインストールしたメンバーがワークスペースから退出すると、インストールされたアプリも無効化されます。
  • ワークスペーストークン
    新しいフレームワークにより、アプリは、個別のユーザーではなく、ワークスペーストークン経由でワークスペースへ連携されるようになります。アプリがアクセス可能なチャンネルは簡単かつ詳細に設定することができます。アプリはインストールしたメンバーに紐付けられていないため、そのメンバーが異動してメンバーの Slack アカウントが解除された場合でも、アプリの連携は維持されます。

これらのアプリを使用することで、Slack に接続するツールの管理がしやすくなります。新しいフレームワークで構築されたアプリは今後増えていく予定ですのでお楽しみに!🎉

注意 : ワークスペーストークンは現在API プレビュー期間中です。これらのアプリの多くは、GitHub や Sentry をはじめとする Slack 開発者コミュニティにより開発されています。


新しいフレームワークで構築されたアプリを試してみる

ワークスペーストークンは現在、API プレビュー期間中です。そのため、Slack の App ディレクトリ へワークスペースアプリを公開できるのは一部の Slack パートナーのみです。以下のパートナーを試してみましょう :

📋Asana

業務のトラッキングとプロジェクト管理のためのオンラインツール。

💻Github

ソースコードのプロジェクトをホストするレポジトリサービス。Git リビジョン管理システムを使用して変更を追跡することができます。

🛠Sentry

オープンソースのエラー追跡システム。スタック内のクラッシュが、発生した時点でエラーを修正するためのコンテキストと共に表示されます。

👩‍💻Zendesk

カスタマーサポートチケットの追跡、優先順位付けや解決のためのシステム。

Tip : 新しいフレームワークでのワークスペースアプリのビルドに興味がありますか?Slack の API ドキュメンテーション をチェックして、開発者用プレビューに参加 してみましょう!

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